こだわり
仕事観
二人の・・
医師になりたての頃に今も印象に残っている二人の医師に会いました。
どちらが・・
1人は医学的知識や技術はそこまで高くないものの、患者さんに対しての病状説明がとても上手で医師からの評判は高くないもの、患者さんの満足度は高い先生。
もう一人の先生は、医学的知識も豊富で勉強も積極的に行っている先生で、しかしながら患者さんに対しても専門用語を用いて説明されることが多く、患者さん自身はあまり理解されていない先生。
患者さんにとって
医師にとっては当たり前の用語も、患者さんにとっては分かりにくいことが多々あると思います。また医学の発展も10年で新たな概念が出てくることも多々あり、医師は研鑽を続けていく必要があります。
非常に重要・・
医師としての仕事は研鑽を積むことも大事で、それを患者さんに分かり易くかみ砕いて説明することも大事、自分が医師としてすすんでいく上でこの2点のバランスは非常に重要だと感じました。自分は医師として、患者さんに信頼してもらうために、「患者さんにわかってもらいやすいコミュニケーション」と「患者さんに信頼してもらうための、医療のプロとしての知識・技術」の両面を研鑽しつづけたいと思っています。
専門用語?
専門用語については、長期にわたり働くようになると、毎日の職場で我々医療者は当たり前のように使用してしまいます。スタッフ間どうしなら、むしろその方がスムーズに伝わることも多いかと思います。
私自身も患者さんへの説明の時に、つい出てしまうこともあります。患者さん自身は、なかなか説明の途中にわかりにくい専門用語について質問もしづらいと思われます。
そんな時、後で病室で看護師がフォローの説明をしてくれていたこともありました。
医学常識の変化?
栄養面に関して、ここ10年で概念が大きく変わってきた部分があります。特に高コレステロール血症に関する食事療法、サルコペニア、認知症予防、腎臓病における蛋白制限など。 新しい知識を学んで、吟味し、目の前の患者さんに還元していく必要性は大きいと思います。
一緒に仕事を・・
患者さんに伝えていくにあたって、一緒に相談しながら新しいことを積極的に学ぶ意欲を持ってやってくれる方と一緒に仕事をしたいと思っています。