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高血圧

こんな方は注意してください

      • 健康診断で「血圧が高い」と指摘された方

      • 後頭部の頭痛慢性的な肩こりが続いている方

      • 眼科を受診し、高血圧による網膜の変化を指摘された方

      • 手足のしびれがある方

      • 動悸や息切れが起こりやすい方


上記のような症状に心当たりがある場合、高血圧の可能性があります。

 

高血圧は自覚症状に乏しいため見過ごされがちです。「もしかして高血圧かも?」と感じたら、早めに医療機関でご相談ください。

 

高血圧を放っておくとこんなことに

 

高血圧は自覚症状がほとんどない一方で、治療せずに放置すると心筋梗塞や脳卒中、腎臓病など命に関わる重大な病気を引き起こす恐れがあります。

 

その理由は高血圧が長く続くと全身の血管にダメージが蓄積し、特に細い血管が集まる脳や眼(網膜)、腎臓では比較的早期に合併症が起こりやすくなるからです。

 

その結果、脳出血・脳梗塞(いわゆる脳卒中)や、高血圧性網膜症による眼底出血で視力が低下、腎機能の低下(最悪の場合は腎不全に至り透析療法が必要)といった深刻な状態を招く可能性があります。

 

さらに高血圧の状態が続いて動脈硬化が進行すると、心臓の血管にも障害が及び、狭心症・心筋梗塞や心不全など致命的な心臓病を発症しかねません。

 

高血圧はサイレントキラーとも呼ばれ、自覚症状がないまま進行してしまう怖い病気です。

 

しかし、早期に発見して適切に対処すれば、これら命に関わる合併症を未然に防ぐことができるので、健康診断などで高血圧を指摘されたら「まだ大丈夫」と油断せずに、しっかり治療に取り組みましょう。

 

高血圧とされる基準

 

高血圧かどうかは血圧の測定値によって判断されます。一般的に、

医療機関で測定する診察室血圧が140/90mmHg以上、

または自宅で測定する家庭血圧が135/85mmHg以上

の状態が続けば高血圧と診断されます。

 

 

ただし、一度の測定値だけで判断せず、日を変えて繰り返し測っても基準値を上回る場合に高血圧とみなされます。

 

診察室では緊張などにより血圧が高めに出ることも多いため、家庭での血圧測定を併用して普段の血圧を把握することが重要です。

 

例えば、病院では正常だったのに自宅だと高い場合や、その逆の場合もあります。そのため、ご自宅でも朝晩決まった時間に血圧を測定し、1週間程度の平均値を記録しておくのが推奨される測定方法です。

 

こうした家庭血圧のデータは診察の際に医師に見せることで、より正確な診断と治療方針を決定できます。

 

高血圧には2種類ある

 

高血圧は原因の有無により大きく2種類に分類されます。約90%が明確な原因が特定できない本態性高血圧で、残り10%未満が腎臓やホルモンの病気など何らかの原因によって起こる二次性高血圧です。

 

本態性高血圧は遺伝的体質に加えて、塩分の過剰摂取や肥満、過度の飲酒・喫煙、運動不足、ストレスなど生活習慣の積み重ねによって発症すると考えられており、日本人の高血圧の約8~9割を占めます。原因が一つに絞れない病態ですが、特に食塩の摂りすぎが最大の要因とされ、その他の要因も重なって血圧が上がりやすくなります。

 

一方で、慢性腎臓病や内分泌ホルモンの異常、睡眠時無呼吸症候群、薬剤の副作用など特定の原因があって血圧が高くなるものを二次性高血圧と呼びます。

二次性高血圧は全体の10%程度と割合は多くありませんが、原因となる疾患や要因を治療・除去することで血圧が改善する可能性があります。

 

特に急激に血圧が上昇した場合や若年で高血圧を発症した場合は二次性高血圧が疑われるため、医師が血液検査や画像検査などで原因疾患の有無を確認します。

 

高血圧患者さんの大多数を占める本態性高血圧の場合でも、「原因がない=対処できない」というわけではありません。塩分控えめの食事や適正体重の維持、禁煙や節酒、適度な運動など生活習慣の改善によって多くの場合は血圧を正常範囲まで下げることが可能です。

実際、現在高血圧で治療中の方のほとんどは、こうした生活習慣上の要因に心当たりがあるとされています。まずは身近にできる予防・改善策から取り組むことが大切です。

 

当院の特徴

 

高血圧は加齢とともに患者数が増える病気で、特に中高年では有病率が高くなります。実際、日本人の50代では男性の約60%・女性の約35%が高血圧に該当するとされ、30代や40代でも血圧が高めと言われる方は珍しくありません。桑名もり内科にも、桑名市内はもちろん、いなべ市・四日市市など周辺地域から中年以降の方を中心に幅広い年齢層の高血圧患者さんが来院しています。

 

管理栄養士が食事改善  

 

 

当院では医師の治療と並行して管理栄養士の食事療法(減塩指導や体重管理など)も実施します。特に「できれば薬に頼りたくない」という方には、まず生活習慣の見直しを中心に据え、それでも血圧が十分に下がらない場合にのみ薬物治療を検討する…というご要望に沿った治療をいたします。

ただし一方で、心臓病や脳卒中などのリスクが高い方、明らかに血圧が基準値を超えて高い方に対しては、合併症予防のため早めに適切な降圧薬の服用を開始します。

 

患者さまの不安に寄り添った診療

 

 

患者さまの不安、訴えをしっかり聞き、かつ受け止め、それに対しての分かりやすい説明を心がけます。特に治療方針において不明点や疑問点があると、不安は増していくと思います。だからこそ、できる限り専門用語を使わず説明をし、ちょっとしたことでも相談してもらえる「聞きやすい雰囲気づくり」に努力しています。

 

費用負担を抑えた院内処方

 

 

当院では患者さまの費用負担を少しでも抑えるために院内処方を行っております。院外処方よりもコストを抑えられるメリットがあり、さらに院長みずから薬の説明をさせていただくため、患者さまにより安心して服用いただけます。

 

待ち時間を軽減するWeb予約

 

待ち時間が少しでも減らせるよう、Web予約とWeb問診を導入しております。いつでもすぐに予約できる公式LINEもご用意しておりますので、ぜひご登録ください。

 

 

 

 
 

桑名市で高血圧の治療ができる病院・クリニックをお探しなら、地域のかかりつけ医である桑名もり内科にぜひご相談ください。

クリニック情報

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所在地 〒511-0864 三重県桑名市大字西方499番地   交通 桑名高校通り沿い、桑名駅徒歩15分 (桑名高校から桜通りを西に約500M)

 

診療時間

診療時間
8:30~12:00
15:00〜18:00

 

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